今秋(2022年)リリース予定のmacOS Ventura
動作検証シリーズ
2022年の秋にリリース予定のmacOS Ventura。7月11日にパブリックベータ版がリリースされました。
機能的にも盛りだくさんのようですが、はたして…。
Apple公式サイトのmacOS Venturaプレビューを見る限り、”へぇ、なるほど”って感じでしたが、実際インストール、テストしてみると、”なんと、これは”っていう素晴らしいOSだと結論に達しました。
以下、Apple公式サイト

使用機材・対応機器

使用機材
- MacBook Air 13inch (M1 2020)
- 8GB メモリ
- SSD 250GB
- macOS Ventura 13.0
macOS Ventura 対応 Mac
iMac | 2017年モデル以降 | A1418,A1419,A2115,A2116,A2438,A2439 |
iMac Pro | 2017年モデル | A1862 |
Mac Pro | 2019年モデル以降 | A1991 |
Mac Studio | 2022年モデル | A2615 |
Mac mini | 2018年モデル以降 | A1993,A2348 |
MacBook | 2017年モデル以降 | A1534 (MNYF2,MNYG2,MNYH2,MNYJ2,MNYL2,) |
MacBook Air | 2018年モデル以降 | A1932,A2179,A2337 |
MacBook Pro | 2017年モデル以降 | A1706,A1708,A1989,A2159,A2289,A2251A1707,A1990 A2141,A2338,A2442,A2485 |
※同モデルナンバーでも年代により未対応あり
デスクトップ・アプリ
USBインストーラーを作成して、フォーマット後に新規インストールしました。
インストール後の鮮やかなデスクトップ

システム環境設定は横並びになってます。以前と違い若干違和感も。

アプリケーションウィンドウ

時計アプリが追加されています。天気アプリ・マップアプリも使い勝手が良くなっていそうです。
新機能など
Apple公式サイトでは様々なトピックが挙げられています。
メール
送信を取り消したり予約する。リマインダーを設定する。情報量の多いリンクを追加するなど。
Safariとパスキー
パスキー、登場。より安全かつ簡単なサインイン方法です。
ステージマネージャー
ステージマネージャーは、どのMac上でもアプリやウィンドウを一目で確認できるように自動的にまとめるので、タスクの切り替えが簡単に。
連携カメラ
iPhoneをウェブカメラとして使う
iPhoneのパワフルなカメラシステムをMacと組み合わせると、ウェブカメラでは絶対にできなかったことができるように。iPhoneをMacに近づけるだけで、カメラからの入力が自動的にiPhoneに切り替わります。ワイヤレスで機能するので、ケーブルをつなぐ必要はありません。
などなど。詳しいトピックはApple公式サイトへ
個人的に、特筆すべきトピック
Spotlightとテキスト認識表示
例えば、”写真”アプリで”修理”と検索します。もちろんファイル名は修理ではありません。
画像内の修理という文字を拾って検索結果を表示します。


カメラで画面を撮影した、画像の結構小さな文字まで拾っています。

今度は”清掃”と検索します。
清掃のお知らせがヒットしました。
※弊社ビルの清掃のお知らせを写真に撮りました。(大家さん掲載許して)


メニューの検索からもヒットします。

住所部分をクリックすれば、地図を表示してそのまま経路まで表示することが可能

電話番号をクリックしてiPhoneで電話したり、メールアドレスをクリックしてメールを作成したり。


外国語のマニュアルを写真で撮り、文字認識された部分をドラッグ、翻訳を選択。

ドラッグした部分が、翻訳されています。
右矢印をクリックすれば、音声読み上げも可能

- M1 MacBook Airでは、OSの重さも感じず、デスクトップも鮮やかでいい感じでした。
- BigSur,Montrey共に、あまりピンとこなかったがVenturaには期待が持てました。(すべての機能を使った訳ではありません)
- 画像のテキスト認識表示は、すごい機能です。これだけでもVenturaを導入する意味があるかと思いました。(iOS15と共に)
以上、ご参考まで。